タオルの選び方と用語説明のページ。「あきないタオル」であなたにぴったりの業務用タオルを選ぼう。

 

タオルの選び方と用語の説明
 

こんにちは、あきないタオルのタオルソムリエ・ゆきこです。ゆきこ・タオルソムリエ認定1176号
皆さんは、お仕事で使うタオル、どうやって選んでますか?
 

「めちゃくちゃこだわって選んでますよ!」
「今のタオルに不満は無いし、なんとなくずっと同じものを使ってます」
「もうちょっといいのが欲しいと思ってるんだけど、何を基準に選べばいいのか・・」
 

きっといろんな方がいらっしゃいますよね。タオルってそんなアイテムだと思います。
でも多くの方が、「なんとなく・・・」で使ってるのではないでしょうか?


ひと言に業務用タオルと言っても、その用途はさまざまですし、
実際、タオルにもいろいろな種類があります。
 

ここでは、今使っているタオルに不満をお持ちの方はもちろん、
こだわりを持って使っている方もぜひご覧いただき、タオル選びの参考にしていただければと思います。
 



1. 用途に応じた厚み(重さ)を選びましょう。


安いタオルは薄くて、高いタオルは厚い。これは大抵の場合、正解と言えます。
でも、安いからって悪いタオルなのでしょうか?いえいえ、そんなことはありません。
用途次第では、高いタオルより安いタオルのほうがお客様に喜ばれることだってあります。
 

例えば、温泉に持って入るタオル。
厚すぎると、体を洗いづらい・絞りにくい・乾きにくいというデメリットがあります。
あの薄いタオルだからこそ、洗いやすく・絞りやすく・乾きやすいのです。


逆に、ホテルのタオルはどうでしょう。シャワーを浴びた後、しっかりと厚みのあるタオルに包まれると、
なんとも言えない優雅な気持ちになりますよね。ペラペラのタオルでは味わえない気分です。

どっちがいいタオル?
 

このように、高い・安いではなく、用途に応じた厚み(重さ)のタオルこそがいいタオルであり、
そのタオルを選ぶことがお客様の満足に繋がるのだと思います。


ところで、タオルの重さの単位をご存知ですか?
タオルの重さは昔ながらの「匁(もんめ)」で表します。なかなか馴染みが無いですよね。。

 

■匁(もんめ)とは?

日本の尺貫法での重さの単位で、1匁=3.75g(=五円玉)と定められています。
タオルの場合、サイズが同じでも重量が違うと厚みにずいぶん違いが出てきますので、
縦×横のサイズ以外に、重量も商品選びの大切なポイントになります。
 

じゃあ、粗品でよくもらうような一般的な”200匁のタオル”の重さは、200(匁)×3.75(g)=750g・・・ではないのです!

通常タオルは1ダース(12枚)単位で取引されるため、
各商品ページに表示されている匁は12枚単位での重量になります。
 

したがって、”200匁のフェイスタオル”の重さは、200×3.75÷12=62.5g が正解です。

ちなみに、当店の人気商品である2000匁の超大判バスタオルの重さは、
2000×3.75÷12=625g ということになりますね。公式としては以下のとおりです。

商品ページに表示されている匁数 × 3.75 ÷ 12 = 1枚あたりのグラム数
 

計算するとややこしいので、以下の表も参考になさってください。
 

用途別(匁別)のオススメタオル一覧
 

お手持ちのタオルをキッチンスケールなどで量っていただき、比べてみてくださいね。
 



2. 総パイル?それとも平地付きタイプ?
 

■総パイルとは?

すべてパイルでできたタオルです。オールパイルとも言います。
業務用タオルの定番は、やっぱりベーシックな無地の総パイル。
名入れプリントがご不要であれば、業務用でも家庭用でも総パイルがお薦めです。

総パイルの画像
 

■平地付きタオルとは?

タオルに名入れプリントをお考えですか?
それであれば、平地付きのフェイスタオルがおすすめです。
平地とは、タオルの両端にあるパイルのないガーゼ調部分(下記写真の右側部分)のことです。
ループがないためプリントに適しており、ご挨拶用に会社名等を入れる時によく使われます。
もちろん、プリントしない場合でも粗品用タオルとしてよく利用されます。
 



※ちなみに・・・
上記写真にも入ってますが、タオルやおしぼりの端近くにある、装飾用の織り柄部分のことを
「界切(かいきり)またはボーダー」と言います。
縄編みや斜め織りなどさまざまな柄を表現でき、タオルのデザインポイントになります。
 



3. ふわふわロングパイルもいいけど、業務用ならショートパイル。


パイルの長さが短いものをショートパイル、長いものをロングパイルと言います。



■ロングパイルのいいところ・わるいところ

ロングパイルはふんわりとしたボリュームがあり、その包まれるような肌触りが自慢。
その反面、パイルを誤って引っ掛けてしまったり、毛羽落ちしやすいという面もあります。

ロングパイル

 

■ショートパイルのいいところ・わるいところ

ショートパイルはパイルが抜けにくく、洗濯回数を重ねても風合いが変わりにくいので、
業務用として求められる耐久性に優れています。
パイルが短いことで、洗濯後の乾きが早いというメリットもあります。
その一方、ロングパイルに比べて肌触りは硬めになります。

ショートパイル
 

お客様に肌触りのよさを感じていただくのが何よりも優先の場合はロングパイルを、
それ以外の場合は、業務用としてバランスの取れたショートパイルがお薦めです。
 



4. 耳とヘムの仕様でも強度が変わってきます。


一般的に、タオルの長いほうの辺を耳、短いほうの辺をヘムと言います。

ほつれにくいように耳とヘムを強くする加工

洗濯を重ねるたび、どうしてもほつれてくるのが耳やヘムの部分・・・。

業務用タオルの中には、ヘムに二重縫製や三角縫製耳にかざりミシン掛けを施したものがあります。
このヘムと耳の処理にひと手間加えることで、強度をアップさせているのです。
 



5. 色落ちのしにくさで選ぶなら、スレン染めです。


汗や水に強いスレン染料で染めたタオルには、
商品名の中に「スレン染め」という言葉が入っています。

スレン染めは塩素系の漂白剤などに強く、色落ちしにくいため、
洗濯回数が多く、ハードな使い方をする業務用タオルによく使われます。

※カラータオルの場合、スレン染めでも、使い始めは余剰に付着した染料が溶け出します。
他のものに色移りしないよう単独でお洗濯をお願いします。

色落ちに強いスレン染め スレン染めタオルはこちら→
 



6. 最も丈夫で業務用に最適な織り方は、レピア織りです。


レピア織機で織られたタオルの商品名には「レピア織り」という言葉が入っています。
パイルが短く、高密度で織り上げるため、表面がさらりとなめらか。
パイルを引っ掛けにくいことで、糸がひゅるひゅると出てきにくいという特長があります。
パイルの目が揃っているので、見た目にも美しい仕上がりです。
タオルの織り方としては最も丈夫なので、洗濯回数の多い業務用に適していますよ。

丈夫なレピア織り レピア織りのタオルはこちら→
 



7. オリジナルプリントタオルを製作するなら、シャーリング加工で。


シャーリング加工とは、パイルの上部1/2〜1/3をカットして、
ベロア調に仕上げる加工のこと
を言います。

毛先をカットしている分、若干吸水性は劣りますし、毛羽が出やすいというデメリットはありますが、
それを補うだけのなめらかな肌触りのよさが自慢です。
高級感のあるベロア調なので、バスタオルならひざ掛けやブランケット代わりにも使えます。

また、プリントにも適しており、写真やグラデーションのかかった細かい柄を表現することもできます。
イベント用やチーム単位のスポーツタオルをオリジナルで作る場合などにお薦めですよ。
 

シャーリング加工 シャーリング加工のタオルはこちら→



以上、ご参考になりましたでしょうか?ぜひタオル選びにお役立てくださいね。
 

では最後に、タオルをお取り扱いいただく上での注意事項をお知らせします。
タオルは正しく選んで、正しく使う。これこそがタオルを気持ちよく使って、長持ちさせる秘訣です!


タオルのお取り扱いについて
 

<はじめて使う前に>
お届けしましたタオルは、初めてお使いいただく前に一度お洗濯をしていただくことをお勧めします。
タオルの保管・発送には細心の注意を払っておりますが、どうしても細かなホコリ等が付着してしまいます。
お洗濯することにより、ある程度毛羽も落ち、気持ちよくお使いいただくことができます。

また、たとえスレン染めを使用した商品であっても、使い始めは多少の色落ちがございます。
初めのうちは他のお洗濯ものと分けて洗っていただくことをお勧めします。
 

<お洗濯の注意点>
柔軟剤をご使用されると、タオルの吸水性が落ちていくことがあります。
また、毛羽が落ちやすくなり、肌へ付着する原因になる場合もあります。
特に最初のうちは柔軟剤の使用は避け、硬くなってきたかな・・・と感じたときに適度にご使用ください。

干す際には、タオルをバサバサと振り、
パイルを立たせてから干すと、ふんわりとしたやわらかさが保てます。

塩素系漂白剤は色落ちの原因となりますので、ご使用をお控えください。
 

<干し方の注意点>
直射日光にあてて急速に乾かすと、バッキバキに硬くなってしまいますので、
日陰での陰干しをお勧めします。
 

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※ご使用またはお洗濯された商品の返品はお受けできません。
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タオルの用語説明

タオルの選び方と詳しい用語説明はこちら >>


匁(もんめ)とは?


各商品情報に記載されている「○○匁」は、「もんめ」と読み、昔からタオルの重さを表す単位として使われています。 同じサイズのタオル同士で比べた時に、匁数が大きいほど重さ(厚み)があります。
1匁=3.75g(=五円玉)と定められていますが、タオルは通常1ダース(12枚)単位で取引されてきたため、各商品情報に記載の匁数は12枚分の重量を表しています。1枚あたりの重さは下記の公式で求められます。


<公式>記載されている匁数 × 3.75 ÷ 12 = 1枚あたりのグラム数


例)2000匁の超大判バスタオルの重さ=2000×3.75÷12=約625g
  260匁のフェイスタオルの重さ=260×3.75÷12=約81.3g


スレン染め とは?


スレン染めは、塩素系の漂白剤などに強く色落ちしにくいため、洗濯回数が多くハードな使い方をする業務用カラータオルによく使われます。
※スレン染めでも、使い始めは余剰染料が溶け出しますので、単独洗いをお願いします。


レピア織り とは?


レピア織機で織られた丈夫なタオルで、パイルが短く高密度なのが特徴。 糸を引っ掛けにくく、耐久性があるので、洗濯回数の多い業務用に適しています。

タオルの取扱いについて

はじめて使う前に


タオルはご使用前に一度お洗濯をしていただくことをおすすめします。 当店では出荷前に細心の注意を払って検品をしておりますが、 工場から出荷されたタオルはどうしても糸くずや細かなホコリ等が付着しています。 お洗濯をすることである程度毛羽が落ち、気持ちよくお使いいただけます。


また、カラータオルの使い始めは多少の色落ちがございます。 特に濃色は色落ちが目立ちやすいので、落ち着くまでは他のものと分けてお洗濯ください。


お洗濯の注意点


柔軟剤を使いすぎると、タオルの吸水性が落ちていくことがあります。 また、毛羽が落ちやすくなり、肌へ付着する原因になる場合もあります。 特に最初のうちは柔軟剤の使用は避け、硬くなってきたと感じたときに適度にご使用ください。


干す際には、タオルをバサバサと振り、 パイルを立たせてから干すと、ふんわりとしたやわらかさが保てます。


干し方の注意点


直射日光にあてて急速に乾かすと、バキバキに硬くなってしまいますので、 日陰での陰干しをおすすめします。

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