業務用タオルの選び方と用語の説明
業務用タオルのはてなを解決。
こんにちは、あきないタオルのタオルソムリエ・ゆきこです。

皆さんは、お仕事で使うタオル、どうやって選んでますか?
「めちゃくちゃこだわって選んでますよ!」
「今のタオルに不満は無いし、なんとなくずっと同じものを使ってます」
「もうちょっといいのが欲しいと思ってるんだけど、何を基準に選べばいいのか・・」
きっといろんな方がいらっしゃいますよね。タオルってそんなアイテムだと思います。 でも多くの方が「なんとなく・・・」で使っているのではないでしょうか?
ひと言に業務用タオルと言っても、その用途はさまざまですし、実際、タオルにもいろいろな種類があります。
ここでは、今使っているタオルに不満をお持ちの方はもちろん、 こだわりを持って使っている方もぜひご覧いただき、タオル選びの参考にしていただければと思います。
目次
そもそも「業務用タオル」とは?
タオルの選び方と用語説明
- ▼ 05:用途に応じた厚み(重さ)を選びましょう
- ▼ 06:タオルで使われる単位「匁(もんめ)」とは?
- ▼ 07:粗品タオルの厚みはどう選ぶ?
- ▼ 08:総パイル?それとも平地付き?
- ▼ 09:オリジナルプリントなら「シャーリング加工」
そもそも「業務用タオル」とは?
業務用タオルを分かりやすく言い換えるなら「耐久性を重視したタオル」です。 様々なお仕事の現場では、使用と洗濯をハードに繰り返すので、やはり丈夫さが一番大事になってきます。 では、一般的な家庭用タオルと具体的に何が違うのでしょうか?ポイントは以下の3つです。
01:<特長1>ショートパイルで引っ掛けにくい
タオルは一般的に表面がループ状のパイル仕上げになっています。 パイルが長いとふんわりと肌触りが気持ちいい反面、誤って爪などで引っ掛けてしまうデメリットも。 ひゅるひゅるとパイルが飛び出たタオルは、お客様の印象もあまりよくないですよね。 そこで、業務用タオルの多くはショートパイルが採用されています。 パイルを短く織り上げることで引っ掛けにくくキレイが長持ち。 さらには、乾きが早いのも嬉しいメリットの一つです。
中でも一番のおすすめは「レピア織り」タイプ
ショートパイルの中でも一番おすすめなのはレピア織機で織られたタオルで、 商品名に「レピア織り」という言葉が入っています。 パイルが短く、高密度で織り上げるため、パイルを引っ掛けにくく、表面がさらりとなめらか。 パイルの目が揃っているので、見た目にも美しい仕上がりです。 タオルの織り方としては最も丈夫なので、洗濯回数の多い業務用に最も適しています。

逆に、あえてショートパイルじゃないタイプも
ショートパイルが一般的な業務用タオルですが、パイルがやや長めの厚手タイプもございます。 特にエステサロン様などでは、耐久性も必要だけど、お客様にリッチな気分も味わってもらいたい! というお声が多く、そのような方に向けてボリュームのある業務用タオルも取り揃えております。 ご興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

厚手の業務用タオル「ふんわりスレン染めシリーズ」の一覧ページはこちら >>
02:<特長2>色落ちに強いスレン染め
ご家庭で使われる一般的なカラータオルには「反応染料」が主に使われていますが、 多くの業務用タオルには「スレン染料」が使われています。 当店では商品名に「スレン染め」という言葉を入れて分かりやすくしています。 反応染めに比べ、スレン染めは塩素系の漂白剤などに強く、色落ちしにくいのが特長です。 洗濯回数が多く、ハードな使い方をしても色持ちがいいので、業務用タオルに最適な染め方です。
※カラータオルの場合、スレン染めでも使い始めは余剰に付着した染料が溶け出します。
特に黒や赤、茶色などの濃色は、他のものに色移りしないよう落ち着くまでは単独でお洗濯をお願いします。
※スレン染めは色落ちに強い反面、色ブレしやすいので、生産ロットごとに若干色合いが異なる場合があります。
あらかじめご了承ください。

03:<特長3>ほつれにくく縫製を強化
一般的に、タオルの短いほうの辺をヘム、長いほうの辺を耳と言います。 洗濯を重ねるたび、どうしてもヘムや耳の部分がほつれてきてしまうことも・・・。 そこで、業務用タオルの中には、ヘムに二重縫製や三角縫製、耳にかざりミシン掛けを施したものがあります。 このヘムと耳の処理にひと手間加えることで、強度をアップさせているのです。

04:業務用タオルはどんな業種で使われている?
あくまで一例ですが、下記のような店舗様・施設様にたくさんご注文をいただいております。
・整骨院、整体院、接骨院、鍼灸院、カイロプラクティック
・エステサロン、リラクゼーションサロン、まつ毛エクステサロン、マッサージ店
・温泉、銭湯、温浴施設、大浴場、サウナ、岩盤浴
・美容院、理容院、美容学校
・病院、介護施設、デイサービス、老人ホーム
・動物病院、ペットサロン、トリミングサロン
・ホテル、旅館、宿泊施設
・スポーツクラブ、スポーツジム、フィットネスジム、ゴルフ場、プール
・飲食店、居酒屋、バー、ラーメン店、焼肉屋、カフェ、コーヒーショップ

お買い求めいただくタオルサイズは大きなものから小さなものまで様々。 100×200cmや100×180cmなどの超大判バスタオル、70×140cmや65×130cmなどのバスタオル・大判バスタオル、 34×86cmなどのフェイスタオル、30×30cmや34×34cmのおしぼりなど、用途に合わせてお選びいただいております。
ちなみに、当たり前のことではありますが、業務用タオルはご家庭でもお使いいただけます。 しっかりとした拭き心地のタオルがお好みの方は、ぜひ業務用タオルを普段使いとしてご利用ください。 当店のスタッフも普通におうちで使ってますよ!
タオルの選び方と用語説明
では次に、タオルの選び方について、用語説明も含めて触れていきたいと思います。 業務用タオルより少し枠を広げて、お客様に配る粗品タオルも含めたビジネスタオル全般でお話させていただきますね。
05:用途に応じた厚み(重さ)を選びましょう
安いタオルは薄くて、高いタオルは厚い。これは大抵の場合、正解と言えます。 でも、安いからって悪いタオルなのでしょうか?いえいえ、そんなことはありません。 用途次第では、高いタオルより安いタオルのほうがお客様に喜ばれることだってあります。
例えば、温泉に持って入るタオル。
厚すぎると、体を洗いづらい・絞りにくい・乾きにくいというデメリットがあります。
あの薄いタオルだからこそ、洗いやすく・絞りやすく・乾きやすいのです。
逆に、ホテルのタオルはどうでしょう。シャワーを浴びた後、しっかりと厚みのあるタオルに包まれると、 なんとも言えない優雅な気持ちになりますよね。ペラペラのタオルでは味わえない気分です。

このように、高い・安いではなく、用途に応じた厚み(重さ)のタオルこそがいいタオルであり、 そのタオルを選ぶことがお客様の満足に繋がるのだと思います。
ところで、タオルの重さの単位をご存知ですか?
タオルの重さは昔ながらの「匁(もんめ)」で表します。なかなか馴染みが無いですよね。。
06:タオルで使われる単位「匁(もんめ)」とは?
日本の尺貫法での重さの単位で、1匁=3.75g(=五円玉)と定められています。 タオルの場合、サイズが同じでも重量が違うと厚みにずいぶん違いが出てきますので、 縦×横のサイズ以外に、重量も商品選びの大切なポイントになります。
じゃあ、粗品でよくもらうような一般的な”200匁のタオル”の重さは、200(匁)×3.75(g)=750g・・・ではないのです! 通常タオルは1ダース(12枚)単位で取引されるため、 各商品ページに表示されている匁は12枚単位での重量になります。
したがって、200匁のフェイスタオルの重さは、200×3.75÷12=62.5g が正解です。
ちなみに、当店の人気商品である100×200cmの超大判バスタオルの重さは2000匁なので、 1枚あたりは 2000×3.75÷12=625g ということになりますね。公式としては以下のとおりです。
公式:商品ページに表示されている匁数 × 3.75 ÷ 12 = 1枚あたりのグラム数
計算だけでは分かりづらいので、業種・用途別によく使われる匁数の一覧表を作ってみました。 フェイスタオル・バスタオルそれぞれでぜひ参考になさってください。


お手持ちのタオルをキッチンスケールなどで量っていただき、比べてみてくださいね(使い古したタオルの場合は、痩せて軽くなっている場合があります)。
07:粗品タオルの厚みはどう選ぶ?
企業様の年末年始や夏のご挨拶用、イベント時にお渡しする粗品用、 工事の時にご近所にお配りする用など、様々なシーンでご利用いただく粗品タオル。
そんな粗品タオルひとつを取っても、薄手のものから厚手のものまでありますし、 日本製も海外製もご用意しています。さらに、定番の白以外にカラーや柄物タオルもございます。
もし全体のご予算が決まっていれば、価格優先で薄手のものを選んで枚数を増やすのもアリですし、 お客様の満足度や企業イメージを優先するなら厚手タイプを選ぶのがおすすめです。 用途や目的に応じてお選びいただければと思います。

ちなみに、一般的な厚みをご希望の方に人気なのは、200匁や220匁の日本製白タオル。 ちょっといいものを配りたいという方に人気なのは、日本製240匁の白やカラー、日本製260匁の白タオルです。
08:総パイル?それとも平地付き?
「総パイル」とは?
すべてパイルでできたタオルで、オールパイルとも言います。 家庭用でも業務用でもほとんどのシーンで使われているのが総パイルのタオルです。 粗品用のタオルとしては、昔は平地付きタイプが定番でしたが、 現在は名入れプリントをしないのであれば総パイルが主流となっています。

「平地付き」とは?
タオルに企業名などの名入れプリントをお考えですか? それであれば、平地付きのフェイスタオルがおすすめです。 平地とは、タオルの両端にあるパイルのないガーゼ調の部分(下記写真の左側部分)のことです。 ループ状のパイルがないのでプリントに適しており、ご挨拶用に会社名等を入れる時によく使われます。 もちろん、プリントしない場合でも粗品用タオルとして利用されてきた昔ながらの定番タオルです。

※ちなみに・・・
上記写真にも入ってますが、タオルやおしぼりの端近くにある、装飾用の織り柄部分のことを
「界切(かいきり)またはボーダー」と言います。
縄編みや斜め織りなどさまざまな柄を表現でき、タオルのデザインポイントになります。
09:オリジナルプリントなら「シャーリング加工」
シャーリング加工とは、パイルの上部1/2~1/3をカットして、ベロア調に仕上げる加工のことを言います。
毛先をカットしている分、若干吸水性は劣りますし、毛羽が出やすいというデメリットはありますが、 それを補うだけのなめらかな肌触りのよさが自慢です。 高級感のあるベロア調なので、バスタオルならひざ掛けやブランケット代わりにも使えます。
また、プリントにも適しており、写真やグラデーションのかかった細かい柄を表現することもできます。 イベント用やチーム単位のスポーツタオルをオリジナルで作る場合などにお薦めですよ。

以上、ご参考になりましたでしょうか?ぜひタオル選びにお役立てくださいね。

当店では、3名のタオルソムリエをはじめ、タオルに精通したスタッフがタオル選びのお手伝いをさせていただきます。 「これからお店を始めるんだけど、どんなタオルを選べばいいのか分からない」 「今使っているタオルの不満を解消したいんだけど、どれを選べばいい?」・・・そんなお悩みもよくいただきます。 まずはお気軽にお問い合わせください。